福岡・天郷醸造所の新たな挑戦
福岡県の田川郡に位置する株式会社天郷醸造所は、2025年10月16日に自社のフラッグシップモデル『在る宵 天郷 -Amanosato-』の販売を開始しました。この新しい酒は、販売から約2週間で完売となり、多くの酒愛好者たちの期待に応えました。これからの展開に注目が集まるこの酒について、詳しくご紹介します。
限定108本の特別な一杯
『在る宵 天郷』は、限定108本で販売され、代表取締役の中山雄介氏は「多くの方にお迎えいただけたことに心より感謝申し上げます」とコメントしています。このお酒には、長い歴史の中で受け継がれてきた日本の酒造りの精神と、未来への想いが込められています。
魅力的な原料と手法
『在る宵 天郷』は、福智町で育てられたヒノヒカリを100%使用し、農薬を一切排除した実直な農法が特徴です。こだわり抜いた素材を使うことで、ふくよかな甘みと旨みが感じられます。約18度のアルコールを含む720mLのこの酒は、口当たりが滑らかで、飲むほどに体にしみ入るような深い味わいです。
魅惑のストーリーとコミュニティの象徴
さらに、天郷醸造所は単なる商業的な酒作りを超えて、日本の伝統的な精神的価値を未来につなぐことを目指しています。『天郷コイン』というコミュニティ形成の象徴も用意されており、108個限定で製作されています。これは、神道や仏教の思想から生まれたもので、参加者がコミュニティの中での絆を感じることを促進します。
次回の販売は2025年11月へ
『在る宵 天郷』の次回販売は、2025年11月下旬を予定しています。今後も新たな物語を生み出し、飲む人との繋がりを大切にした酒造りが行われることでしょう。公式LINEアカウントを通じて、情報を受け取ることができますので、ぜひチェックしてみてください。
こだわりの味わい
この酒を味わうことで感じることができる特別な体験についてもお伝えします。
香りの魅力
『在る宵 天郷』では、ハーブの爽やかな香りが漂い、バナナのような甘い香りが隠れており、上品で落ち着いた印象を与えます。
味わいのハーモニー
一口飲むと、選び抜かれた米のふくよかな甘みが広がり、穏やかな味わいが食事の場を豊かに演出することでしょう。この酒は、華美さを求めるのではなく、穏やかな味わいを重視しています。
余韻の美しさ
後味はスッと切れ、さっぱりとした印象を与えることで、次の一杯を引き寄せるような軽やかな余韻が楽しめます。こうした特徴が、『在る宵 天郷』の魅力をさらに高めています。
未来を見据えた酒造り
天郷醸造所は、どこまでも誠実な酒造りに挑戦しています。自らの手で酒蔵を建設し、地域の文化と共に歩む姿勢が、多くの人々に支持される理由の一つと言えるでしょう。今後、これまで以上に多くの方に愛される酒を生み出すべく、努力を続けていくと確信しています。
福岡の天郷醸造所が作り出す『在る宵 天郷』は、乾杯の際に心温まる物語を提供してくれる、そんな特別なお酒です。是非、次回の販売もお見逃しなく!