福岡と高輪・品川が手を組む!新たなMICE戦略の始まり
2026年3月13日、福岡観光コンベンションビューローとDMO GATEWAY高輪・品川が相互の強みを活かすパートナーシップ協定を締結しました。この協定の目的は、日本のMICE(会議、報告会、展示会)の国際競争力を高めることにあります。特に、福岡はアジアからのアクセスが良好で、多様な文化資源が豊富で、レベルの高いコンベンション施設を有しています。これに対して、高輪・品川エリアは、近くに羽田空港を擁し、先進技術を駆使したスマートシティとしても注目されています。
MICE市場の競争環境
近年、世界中でMICE市場は急成長を遂げており、各国が誘致競争にしのぎを削っています。しかし、日本のMICE市場はシンガポールや韓国といったアジアの国々との競争が非常に厳しい状況にあります。施設の充実度やプロモーションの力など、さまざまな面で他国に対抗しなければならず、これが日本国内の課題となっています。福岡はその地理的優位性を活かし、人数も多い文化的な背景があるため、国際会議の開催件数で全国で3位という成績を残していますが、さらなる強化が期待されています。
主な連携内容
本協定のもと、連携の中心となるのは下記の事項です:
1. MICE向けコンテンツの共同開発とプロモーション
2. MICE誘致の強化
3. 次世代のMICE人材育成
4. その他、MICE誘致に必要な全ての分野における協力
このように、協力体制が構築されることで、福岡と高輪・品川という異なる地域が持つ特性を生かしたプログラムの開発が進められます。これにより、他国の魅力に負けない、洗練された体験を提供できるようになることを目指しています。
両社からの期待の声
公益財団法人福岡観光コンベンションビューローの事務局長、伊賀上恵子氏は、「福岡には空港に近いという共通点があり、この連携によって両エリアの特性を生かした新しい機会を作り上げていきたい」と期待を寄せています。
一方、DMO GATEWAY高輪・品川の会長、井上義則氏は「これまで培ってきた信頼関係を基に、具体的な成果を上げることが重要です。この連携を通して、JPが持つポテンシャルをさらに磨き上げ、国内外の航空機利用者にとって魅力的なMICEの環境を整えます」と語っています。
最後に
この協定は、単なる交流を越え、福岡と高輪・品川の2つの地域の強みを融合させる画期的な試みです。両地域が持つリソースを最大限に活用し、未来のMICEを支える新たなプラットフォームが形作られていくことでしょう。このパートナーシップが生み出す新しい価値を多くの人に届けるため、今後の取り組みに期待がかかります。