ヤマサの新社屋
2026-08-04 12:55:59

高知県に移転したヤマサ、新社屋完成と共に新たなスタートを切る

高知県に移転したヤマサ、新社屋完成と共に新たなスタートを切る



株式会社ヤマサは、経営の重要な基盤を強化するため、高知県高知市へ新社屋を移転しました。この決断は、昨今の自然災害リスクが増す中でのBCP(事業継続計画)対策として、南海トラフ地震に備えるためのもので、経済損失が20.5兆円にも及ぶとされる危機への対処が考慮されています。旧本社があった五台山地区は、津波の危険にさらされる場所でしたが、新本社は海抜65mの高台に位置する高知中央産業団地に構えられています。

新社屋の敷地面積は約1万2,000㎡で、中には6,600㎡の建屋が設置されており、弘化台倉庫も統合されています。この結果、鉄鋼商品の保管能力は約5倍に拡大し、物流面での効率化が期待されています。また、新たに導入されたファイバーレーザー加工機や形鋼用複合切断機、バンドソーなどの一次加工設備により、高付加価値サービスの提供が可能になります。これにより、これまで以上に受注拡大を図ることができるでしょう。

6月末には新社屋が完成し、7月1日には社屋・倉庫の見学会とともに竣工式、さらには創業105周年記念式典が行われました。この式典には約250名が集まり、新たなステージの始まりを祝いました。高知県知事や高知市長をはじめ、多くの来賓から温かい祝辞が寄せられ、地域に根ざした企業活動の重要性が再確認されました。代表取締役社長の山下元行氏は、地域社会への貢献を目指す企業としての使命感を強調しました。

「今回の新社屋は、我々が地域のインフラを支そしていくための重要な拠点となります。過去の活動を評価いただき、移転先として採用されたことに感謝しています。これからも鉄を通して地域に貢献していきます」と、山下社長の言葉からは企業の意志が伝わります。

ヤマサは1921年に創業し、1983年に法人化されました。事業内容では鉄鋼や建設資材の卸売、建設・工事請負を手掛けており、地域経済に寄与し続けています。新社屋を通じて、さらなる事業拡大と地域貢献を目指し、社員一同が気持ちを一つにしています。

今後もヤマサの動向から目が離せません。新しいスタートを切ったヤマサに期待が高まります。


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