裾野市の新システム
2026-06-09 12:22:06

裾野市がクマ出没情報を瞬時に可視化、トヨクモの新システム導入

裾野市、クマ出没情報を迅速に可視化する「クマップ」を公開



静岡県裾野市が住民の安全を守るため、クマ出没情報を速やかに提供する新しいシステムを導入しました。市はトヨクモが提供するkintone連携サービスを活用し、クマ出没情報の可視化を実現したのです。この取り組みは近年、全国的に問題視されているクマ出没に対処するため、特に重要な意味を持っています。

全国的なクマ出没と情報伝達の課題



近年、各地でクマの出没が相次ぎ、住民の安全を確保するための迅速な情報発信が必要とされています。裾野市でも同様の課題があり、出没情報が絶えず寄せられてきましたが、当初は情報が入手され次第市職員が手動でWebページを更新していました。この作業では、情報更新に時間が掛かることがあり、市民への迅速な通知が難しかったのです。

市のクマ対策部門からデジタル統括課へと課題が共有され、より即応性の高いシステム作りが求められることに。専用のシステムを一から開発するのは費用と時間の観点から難題であり、「いかにコストを抑えつつ、迅速に情報共有の仕組みを構築できるか」が大きな課題でした。

短時間でのシステム構築への取り組み



この課題に対して提供されたのが、トヨクモのkintone連携サービスです。市は2026年5月22日より、その実装に向けた検討を開始し、なんと当日に初期バージョンを公開しました。これは、市内に専門のエンジニアが不在の中でのことでしたが、トヨクモの技術を活用することで、迅速に情報発信体制を整えたのです。

具体的には、次のような流れで情報が提供されています。
1. 現場の入力を省力化するフォーム(FormBridge)
スマートフォンから地図をタップするだけで緯度経度を取得できる仕組みを、生成AIで構築。これにより職員の入力負荷を軽減し、情報収集の迅速化を図っています。
2. データベースへの即時登録(kintone)
収集されたデータは、「kintone」を利用し、即座にデータベースに保存されます。セキュリティ面から外部からのアクセスを制限していますが、「FormBridge」を経由することで安全にデータが管理できています。
3. クマ出没情報地図の公開(kViewer)
蓄積された情報は「kViewer」を通じて自動連携され、裾野市のWebサイトにて「クマ出没情報地図」として公開されます。これにより市民が簡単に情報を確認できる仕組みが整っています。

コメントと今後の展望



裾野市のデジタル統括課の中原義人さんは、専門のエンジニアがいない中でも、生成AIとトヨクモの技術を駆使し、現場の職員の意見を反映したシステムを短期間で開発できたことを強調しています。また、今後はAPIのオープンデータ化を検討し、全国規模での野生動物情報サービスや民間事業者の参入を促進する計画です。

最後に



この取り組みは、裾野市の行政運営の透明性を高め、市民の安全意識を向上させることにつながると期待されています。将来的には、さらなる情報リーチの拡大を目指し、トヨクモはこのような先進的なDX推進を支援し続けることでしょう。裾野市の「クママップ」は、単なる情報提供だけでなく、市民の安心を守るための大切なツールとなるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: トヨクモ 裾野市 クマ出没情報

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。