AIを活用した新時代のテレマーケティング『AIスナッチコール』が誕生！

福岡県福岡市に本社を構える売れるネット広告社グループは、株式会社アイビーエスと業務提携を結び、D2C（ダイレクト・トゥ・コンシューマー）通販市場で革新的なテレマーケティングサービス『AIスナッチコール』の提供を開始した。

『AIスナッチコール』の誕生背景

テレマーケティング業界は長年の間、構造的な課題に悩まされてきた。D2C通販事業者は、新規顧客獲得のためにテレビCMや新聞広告を利用してきたが、その効果を事前に予測することは非常に困難である。一方で、受注コールセンターの役割は収益性を左右する重要な部分となっており、オペレーターの過剰配置が固定費を押し上げる一方、人員不足では機会損失が発生するジレンマが続いていた。

これらの課題を解決するために、売れるネット広告社はアイビーエスとの連携を図り、AIと人間の専門家のハイブリッドによる新しいソリューションを生み出した。

AIと人間の融合が作る新時代の営業

『AIスナッチコール』は、AIと人間のオペレーターが協力し合うことで、入電に対して100%の応答率を実現する。これにより、これまでのコールセンターが抱えていた多くの機会損失を解消することが可能となる。24時間365日の体制で対応が行われ、顧客の問い合わせが全て受け付ける体制が整った。

特筆すべきは、顧客のニーズに応じてAIが適切に対応を振り分ける点である。AIだけの対話では納得できない顧客については、即座に人間によるフォローアップを行う仕組みがあり、この“スナッチ対応”により、購入意欲が高い顧客を逃さず獲得する。

費用対効果の向上とコスト構造の見直し

『AIスナッチコール』は、D2C市場における収益構造を変革する可能性を秘めている。AIによる一次対応で固定費を大幅に削減し、プロオペレーターが成果報酬型クロージングを行うことで、無駄のない費用運用を実現する。これにより、事業者は昔のような人員確保コストから解放され、受注件数に従った完全成果報酬型の柔軟なコスト設計が可能になる。

アイビーエスの強みと展望

アイビーエスは、戦略的マーケティング型コールセンターのリーディングカンパニーとして、数多くの実績を誇る。ダイレクトマーケティングやデジタルセールスに強みを持ち、多様な業態での成功事例が評価されている。この連携により、D2C業界の受注ビジネスのスタンダードを確立することを目指している。

未来への展望

今回の業務提携を通じて、売れるネット広告社グループはD2C市場に新たな価値をもたらすことを目指している。AIと人間の協力によって創造される『AIスナッチコール』は、多様な業種への展開を視野に入れ、広告費のROIの最大化を目指していく。

福岡発の新しいビジネスモデルが、日本のD2C市場でさらなる成長を遂げることに期待したい。