福岡発！トライアルと西友が融合した新型店舗が都内にオープン

2025年11月28日（金）、株式会社トライアルホールディングスと株式会社STリテールが手を組み、東京都小平市に「トライアル西友花小金井店」がグランドオープンします。この新しいショッピング体験は、両社の強みを融合させた新フォーマットによるものです。開店にあたって、ここではそれぞれの特長や技術の導入について詳しくご紹介します。

トライアル西友とは？

「トライアル西友」は、トライアルの先進的なIT活用と西友の都市型店舗の利便性を基盤に、特においしい食材へのこだわりを前面に出した業態です。この新型店舗は「GMS再生」モデルを掲げ、都市のニーズに応える形で進化しています。

店舗のロゴはトライアルの青と西友の赤を組み合わせており、両社の協力と共に新しいサービスを提供していく意志が込められています。

花小金井店の特徴

花小金井駅から徒歩3分の距離に位置するこの店舗は、24時間営業で生鮮食品や惣菜から酒類、日用品まで多様な商品を取りそろえています。特に注目すべきは、スマートストアとしての運営により、効率的かつ持続可能な店作りを目指す点です。製品の背後にはデジタル技術と品質管理のノウハウが活用されています。

おいしい食のこだわり

この店舗では、職人が監修した惣菜やトライアルのPB「おいしくなれ！」、西友のPB「みなさまのお墨付き」に加えて、鮮魚を用いた寿司や店内加工の精肉、産直の青果が並びます。さらに、九州出身の企業として、福岡の特産品や地元のフードも販売する予定です。

スマートストアの導入

この店舗は、国内初の「スマートストア」として、IoT技術を駆使した「Skip Cart®」や「インストアサイネージTM」を導入しています。「Skip Cart®」では、購入者が商品をカートでスキャンし、レジを通過するだけでキャッシュレス決済を行うことができ、待ち時間を大幅に削減。これにより、従来のレジ会計による人手を省くことが可能になります。

「インストアサイネージTM」も注目の技術です。売り場に合わせた映像や音声を使い、作りたての惣菜の案内や季節に合わせた情報提供を行います。このプロモーションによって、思わぬ購入を促進し、売上増加にも寄与しています。