旧制服リサイクル
2026-06-23 12:54:36

御影中学校の旧制服をリサイクル!学生服の新たなリユースの試みとは

神戸市立御影中学校での革新的なリサイクル取り組みが話題を呼んでいます。株式会社チクマと服飾販売の畑洋服株式会社が協力し、旧制服を環境に優しい方法で処分する新しい試みを始めました。この取り組みは、同中学校が新しい標準服に切り替える際に、これまで使用されていた旧制服を安全に処分したいとの要望から生まれたものです。

このリサイクルプログラム「チクマノループ」は、ポリエステルから綿100%および混紡品まで、さまざまな衣類を資源に戻すシステムです。株式会社チクマが、北九州市の株式会社エヌ・シー・エスと協力し、衣類を回収して破砕・反毛を行い、その結果として自動車内装材などの製品に再生することを目的としています。こうした取り組みを通じて、新たな商品を生み出すだけでなく、環境保護にも寄与しています。

具体的には、神戸市立御影中学校で保管されていた旧制服、約60kgが「チクマノループ」を通じてリサイクルされ、結果として234.9kgの温室効果ガスを削減することができました。制服をゴミとして処分するのではなく、リサイクルを通じて大切な資源に変えることができるのです。この取り組みは、御影中学校に留まらず、今後は他の学校へと広がりを見せる予定です。

チクマは、1903年に設立された繊維商社であり、環境への配慮を常に忘れず、様々な取り組みを行っています。特に1995年には「環境推進室」を設立し、環境対応ユニフォームの普及に努めています。2004年にその業績が評価され、環境大臣から広域認定制度の第一号認定を受けた実績もあるほどです。これまでに回収した衣服は2,700万点を超えており、「ユニフォームをゴミにしない」を合言葉に、環境保護に貢献しています。

また、衣服を通して子どもたちの心を育む「服育」活動にも力を入れており、コミュニケーションやマナー、環境問題に対する理解を深める取り組みも行っています。これらの活動によって、子どもたちが豊かな心を持ちながら成長できるようサポートしています。

御影中学校の取り組みは、その地域の学校教育を超えた大きな影響力を持つものとなるでしょう。今後も、環境に優しく持続可能な社会を目指したリサイクルの実現に向けて、関係者が一丸となって取り組んでいく姿勢が期待されます。これからも制服のリサイクル活動が広まっていくことを願います。私たちも身近にできる環境保護の一歩を考えていきたいですね。


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