エフライズが取得した国際環境認証「TRUE」の意義
株式会社エフライズ(福岡市)が、国際的な環境認証「Total Resource Use and Efficiency」(以下「TRUE」認証)を取得しました。これは、建設業界で初めての快挙です。エフライズは、宮若市にある第1・第2工場でこの認証を取得し、その背景には、環境保護と持続可能な社会の実現に向けた熱心な取り組みがあります。
環境への取り組みの重要性
近年、サステナビリティやESG(環境・社会・ガバナンス)への関心が急速に高まっています。多くの業界が資源の循環利用に力を入れる中、建設業界では依然として課題が残っています。特に、配管設備の分野では、現場での加工が主流であり、端材や手戻りが発生しやすく、資源の循環が難しい状況です。
エフライズでは、こうした課題に対して「配管設備のモジュール化」という効率的なアプローチを取っています。工場での加工を中心にし、現場では設置・接続を行うことにより、廃棄物の発生を大幅に削減しています。また、金属やプラスチック、紙などの材料を分別し、簡単に再資源化できる体制を整えています。
決定的な認証プロセス
「TRUE認証」は、米国のU.S. Green Building Council®が設計し、Green Business Certification Inc.が審査を行う、ゼロ・ウェイストを評価する国際的な基準です。この認証を取得するには、12か月間で発生した廃棄物の90%以上を再利用、リサイクル、堆肥化する必要があります。また、廃棄物削減や従業員教育、サプライチェーンとの連携も評価の対象となります。
エフライズの廃棄物転換率は91.6%という高い数字であり、これは国際基準での評価を得る重要な要素となりました。認証取得を通じて、環境への取り組みをデータとして示し、パートナーに対する信頼性を向上させています。
TRUE認証の影響
今後、エフライズはこの認証を得た工場で製作したすべてのモジュール製品に認証ラベルを付けていく計画です。このラベルは、施工会社や元請企業が資源循環に配慮した製品を選んでいることを客観的に示すツールとして機能します。これにより、投資家や発注者に対する環境意識の高い企業としてのアピールが可能になります。
明るい未来に向けて
エフライズは「建設に、新しい流れを。」というビジョンを掲げており、建設業界の新たな価値を提供することを目指しています。今回のTRUE認証取得は、自社の環境対策にとどまらず、業界全体ににおけるサステナブルな流れを促進する重要なステップであると言えるでしょう。
地球環境の保護を意識し、循環型経済の実現に向けて、持続可能な社会の形成に貢献するため、エフライズはこれからも積極的に取り組んでいく方針です。これからの動向に注目したいところです。
会社概要
三興バルブホールディングス株式会社は1947年に創業し、福岡市を拠点に配管資材の供給を歴史的に支えてきました。設計・施工・製作のエンジニアリング機能により、資材調達から現場対応まで一貫して行える体制を整えています。
さらに、
株式会社エフライズは2020年に創業し、配管設備のモジュール化を通じて建設現場の省力化を図るエンジニアリング企業です。これからも持続可能な社会を目指し、新たな価値創造に挑戦し続ける姿勢が求められています。