新たな教育体験「森の学び」プロジェクトの始動
2026年5月24日、福岡県久山町にあるフォレストアドベンチャー・久山にて、全教研とフォレストアドベンチャーが共同で進める「森の学び」プロジェクトの発表会が行われました。参加者はこの新しい教育プログラムの意義や内容について、深く理解を深める機会となりました。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、全国に45箇所の自然共生型アウトドアパークを展開するフォレストアドベンチャーと、北部九州を中心に80教室を持つ全教研がタッグを組むことで実現しました。かつての学びは、教室の四壁の中に閉じ込められていましたが、今やその枠を超え、山や森といった自然の中で新たな発見をする時代です。
両社は、子どもたちに「森の中での体験が学びにどう繋がるのか」を体感させることを目指しています。これは、学ぶことが単なる知識の習得ではなく、自ら疑問を持ち、考える力を育むという本質的な目的を持っています。
プログラムの内容
フォレストアドベンチャー・久山には、全教研の講師たちが考えた20個の“問い”が設置されており、それらを通じて国語、算数、理科、社会など、幅広い知識へと結びつけています。「この木の高さはどれくらい?」「ジップスライドの速さは秒速何m?」「木を削るとにおうのはなぜ?」など、学習の疑問が生まれるシチュエーションを創出しています。
子どもたちは、遊びを通じて学ぶことができる環境を整え、実際に行動し、自分の考えを持ちながら問題に取り組むことが求められます。このようにして、従来の“机上の学び”を超えた体験が提供されています。
参加者の反応
体験会では、多くの生徒がこの新しい学びのアプローチに感動しました。「普段は紙と鉛筆を使っていますが、今日は頭だけで考えるから、一層集中力が必要でした!」と話す生徒も。
また、「実際に体験することで、学びがより身近に感じられるようになりました」との声も多く、教育現場としての新たな時代の幕開けを感じさせました。
プロジェクトへの期待
全教研の東村静子氏は、「子どもたちが目標に向かってワクワクしながら進めることが大切」と語ります。このプロジェクトを通じて、自然の恩恵を感じながら、さらなる成長の機会を提供していきたいと意気込みを見せました。
フォレストアドベンチャーの原由紀子氏は、今回のプロジェクトが「自然環境を守るための意識を育てる機会となる」と強調し、今後も教育の場としての発展を目指すとしています。
これからの展望
「森の学び」プロジェクトは、今後も展開を続けていく予定です。両社は、子どもたちの探究心や主体性を引き出すための新しい教育体験を提供し続け、さらには他の地域パークでも広がっていくことを期待しています。
まとめ
全教研とフォレストアドベンチャーのコラボレーションによって生まれた「森の学び」は、子どもたちに学ぶ楽しさを再発見させる新たな取り組みです。
自然の中で感じ、考え、遊ぶことで、より豊かな学びを育んでいくこのプロジェクトにぜひ注目をしてみてください。行動を通じた新しい形の教育の未来が、ここから始まります。