GSI中間配当決議
2025-11-14 16:04:37

株式会社GSI、2025年の中間配当についての決議を発表

株式会社GSIが発表した2025年中間配当に関するお知らせ



株式会社GSI(本社:北海道札幌市北区、代表取締役社長:小沢 隆徳)は、2025年11月14日に開催される取締役会において、9月30日を基準日とする中間配当の実施を決定しました。1株当たりの配当金は、すでに発表された配当予想から変更はありません。

安定した株主還元を目指して



中間配当の決定は、同社の経営成績と財務基盤を考慮した上で、株主に対する安定した利益還元を基本方針として掲げ、具体的には連結配当性向を30〜70%の範囲で維持することを目指しています。株主資本配当率(DOE)は5%を目標に掲げており、これを下回らない配当を維持することで、株主が長期間安心して株式を保有できるよう努めています。

内部留保資金については、事業の拡大を図るための中長期的な資金として活用される予定です。今期は、これまで培った開発実績や顧客との信頼関係を元に、常駐支援開発サービスや受託開発サービスを中心に事業を展開してきたとのことです。

さらに、将来性のある先端技術分野におけるITエンジニアの提案も強化し、事業ポートフォリオの多様化を図っている点も注目されます。顧客基盤の拡充を図った結果、受注も順調に進められています。

直面する人材確保の課題



しかし、新たな課題としてITエンジニアの確保が挙げられています。採用市場での競争が激化する中、計画通りにエンジニアを確保するのが難しい状況が続いています。そこで、同社は採用活動を強化すると共に、既存社員のスキル向上へも注力。多様な働き方を推進し、社員が活き活きと働ける環境を整備しています。

ITエンジニアの契約単価の改善も進められ、引き上げ交渉や高単価の顧客への配置転換を図ることで、売上成長や働き手の処遇改善にも寄与する方策を講じています。

海外エンジニアの採用と連携強化



さらに海外からも優秀なエンジニアを採用することに努め、協力企業との連携を強化。フリーランスITエンジニアの活用も進めており、多様な人的リソースの確保に寄与しています。国内外事業の成長戦略も適切に見直しながら、計画に見合った成果を上げることを目指しています。

今後の配当予定



2025年9月30日を基準日とする今回の中間配当は、1株当たり29円とされており、2026年3月期にも同様の29円の期末配当を実施する予定です。これにより、株主に対して引き続き安定した還元を行っていく方針が示されています。

株式会社GSIは、2004年10月に設立され、通信、製造、小売、サービス業など多岐にわたる分野でシステム開発を行い、豊富な経験と技術力を有しています。技術革新が進む中でもお客様のニーズに的確に応え、高い付加価値を提供することを志向しています。

これからも多様化するニーズに合わせたソリューションを提供し、大きな時代の変化に柔軟に対応していくことを目指します。


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