福岡の調剤薬局『健康一家』とトラストファーマシーがM&Aを実現
福岡市で53年間にわたり調剤薬局を運営してきた株式会社健康一家が、首都圏を中心に調剤薬局32店舗を展開する株式会社トラストファーマシーとのM&Aを実現しました。このM&Aは、地域に根ざした経営を続けてきた健康一家が、さらなる成長を目指して新たなステージへと進む一環として行われました。
健康一家の歴史と挑戦
福岡市内で5店舗を持つ株式会社健康一家は、創業者の正岡民次会長から息子の正岡玄光社長へと事業が承継され、家族経営の温かみを大切にしながら地域医療に貢献してきました。しかし、調剤報酬の改定や薬価の変動、異業種からの競争など、業界を取り巻く環境は年々厳しさを増していました。このような状況は、社員やお客様への責任感を強める一方で、今後の成長に対する不安も引き起こすものでした。
正岡社長は、自社のさらなる発展には外部との連携が必要であると感じ、M&Aの可能性を検討し始めました。その際、彼が出会ったのが株式会社トラストファーマシーです。
トラストファーマシーとの出会い
トラストファーマシーは、関東エリアでの展開に加えて、新たな市場として福岡への進出を計画していました。地域医療を重視する姿勢や、社員や顧客を大切にする価値観が健康一家と共通しており、両社の間には距離を越えた信頼関係が築かれていきました。双方が持つ強みを融合することで、地域医療に対する新たなアプローチが生まれる可能性を感じたのです。
M&Aの実現
このような背景のもと、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社が仲介役となり、M&Aの手続きを進めていきました。同社の担当アドバイザーである中里駿大公氏や部長の山﨑研氏は、調剤薬局業界に特化した豊富な経験を持ち、スムーズな進行を助けました。彼らの専門知識は数多くの成功事例に裏打ちされています。
M&Aが成約に至るまでのプロセスは、両社の理念や業務の互換性を確認する重要なステップであり、双方の期待をしっかりと擦り合わせることが求められました。そして、最終的に両社が合意に達し、お互いの強みを生かした新しいビジョンが描かれることとなりました。
今後の展望
M&Aを通じて、健康一家はトラストファーマシーのネットワークやノウハウを活用し、さらなるサービス向上を目指しています。一方、トラストファーマシーは福岡市場への進出を果たし、より多くの地域住民に医療サービスを提供する準備を進めていくでしょう。
このM&Aは、単なる企業の統合にとどまらず、福岡の医療業界のさらなる発展にも寄与するものと期待されます。地域住民や従業員にとっても、新しいステージへと進む健康一家の姿に注目が集まります。今後両社の活動から目が離せません。