北九州市とAlumnoteが協力し若者定着を促進！地域活性化の新たな動き

北九州市と株式会社Alumnoteの包括連携協定

2025年5月14日、株式会社Alumnoteと北九州市の間で、人手不足の解消と地域活性化を目的とした包括連携協定が締結されました。

株式会社Alumnoteとは

株式会社Alumnoteは、東京大学発のスタートアップで、主に大学や教育機関の財政課題を解決するための支援を行っています。「次世代の教育に資本をまわす」をミッションに、大学経営・ファンドレイジング支援、学生団体との連携を強化しています。さらに、全国の大学と2,000以上の学生団体と連携して、課外活動支援を行うGiving Campaign事業を通して、若者の成長をサポートしています。

北九州市の魅力

北九州市は日本の四大工業都市の一つで、近年は人口の増加が著しく、特に20代から30代の若者に対しての定住促進策が成果を出しています。14歳以下の子どもを持つ世帯の転入超過もその一環で、着実に街の活力が高まっています。この都市の魅力は、産業技術や国際基盤の構築など多岐にわたります。

協定の背景と目的

Alumnoteは、東京への一極集中が進む中で地域経済の持続可能な発展に寄与することを目指しています。今回の協定は、地元企業とのマッチングを通じて若者の定着を促し、地域の経済活性化を図る内容です。これは、北九州市の魅力を高め、学びの場が地域を支える重要な位置を占めることを実現するものです。

具体的な取り組み内容

1. 卒業生名簿の整備: 高校や大学と連携し、地域ネットワークを強化します。
2. Giving Campaignの普及: Alumnoteのネットワークを活用し、北九州市内でのイベントを展開します。
3. 事業広報支援: 地元企業が行う魅力的な事業を広めるための支援を行います。
4. 人材定着支援: 若者と地元企業がマッチングできる機会を提供します。

これらの取り組みを通じて、北九州市は若者に選ばれる都市としての魅力をさらに磨くこと、Alumnoteは地域との新たな関係を築いていくことを目指します。

交流イベントの概要

協定締結を受けた最初の取り組みとして、北九州市内で「Kyushu Connect 2025」という交流イベントが予定されています。これまでの活動を受け、企業、学生、大学関係者、自治体関係者が一堂に集まることになります。日時は12月14日（日）、開催場所は北九州国際会議場です。300名以上の参加が見込まれており、地域経済を活性化する重要な機会となります。