地域との協働実習
2025-12-04 10:11:22

九州歯科大学、生徒との協働で歯の大切さを伝える実習

2025年11月11日、九州歯科大学の口腔保健学科の学生たちが、北九州市立清水小学校で臨地実習を行いました。この実習では、小学1年生を対象に、楽しい要素を交えながら歯の重要性や歯磨きの習慣を伝える体験型の授業が展開されました。学生たちは、自ら教材を作成し、劇やクイズ、歯磨き指導のモデルを使用することで、児童たちの興味を引く授業を設計。子どもたちの成長段階に応じた分かりやすい伝え方や、相手の反応を見ながら内容を調整する対応力を身につけました。このような実習を通じて、学生たちは専門職としての責任感や、医療者としての基本姿勢も学びました。

教育の根幹をなす臨地実習は、九州歯科大学の教育理念を反映したものであり、地域の子どもたちに対して歯や口の健康の重要性を広める役割を果たしています。この経験を通して、学生たちは地域の健康を支える歯科衛生士としての理解を深め、コミュニケーション力や寄り添う姿勢を体得しています。さらに、将来にわたって地域に貢献する医療人としての自己像を明確にすることができました。

授業後、学生たちは「教えることを通じて、自分の理解が深まった」との感想を語り、子どもたちのリアクションに励まされる瞬間もあったと振り返っています。このように、地域との関わりを通じて学び、自己成長する貴重な機会は、九州歯科大学の教育の特徴を示しています。

本学の教育は、医療者として必要な知識と技術を習得するのみならず、地域の方々とのコミュニケーションを重要視しています。今回の取り組みは、九州歯科大学の「地域に開かれた大学」としての特性を強く反映しており、地域貢献を視野に入れた教育プログラムの一環です。

最後に、九州歯科大学は1936年に設立され、以来医療の進化に対応しながら地域貢献に努めています。大学附属病院は1914年から地域密着の医療を提供しており、今後も地域の健康を支える人材の育成に全力を尽くしていく方針です。学生たちが実習を通じて獲得した知見や経験は、将来の歯科衛生士としての活動に活かされることでしょう。地域と協力しながら成長する九州歯科大学の取り組みは、教育界の新たなモデルとなっていくに違いありません。


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