オフィス家具の今
2026-06-25 09:09:34

中古オフィス家具市場の最新動向と今後の展望

中古オフィス家具市場の最新動向と今後の展望



2026年5月、株式会社オフィスバスターズが発表した最新の「中古オフィス家具指数」によると、同月の総合指数は2.0968となり、前年同月比でわずかに上昇しました。これに対し、前月比は2.9%の減少を記録し、市場は繁忙期を経て調整局面に入ったことが伺えます。しかし、既存オフィスの再整備や新しい働き方に対応した什器への需要は依然として高まっています。

市場全体の動き



5月は、3月・4月の急激な需要が一段落したことから、全体的に落ち着きが見られました。特にオフィス移転を伴う大規模な導入が減少した一方で、既存オフィスに対する家具の追加・入れ替えが活発に行われています。また、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)関連商品の問い合わせも安定して続いています。これは、多様な働き方を支えるための環境整備が進んでいることの表れです。

需要の高まりと商品別動向



特に注目すべきはチェアやロッカーの需要です。チェアの販売価格は前月比で1,371円、前年同月比で1,646円増加しています。機能性や座り心地が重視され、特に高価格帯のOAチェアが人気を集めています。ロッカーも同様に需要が続いており、パーソナルスペースの確保への関心が高いことがこれに寄与しています。

一方で、デスクや書庫、テーブルの需要はやや調整が見られましたが、引き続きフリーアドレスデスクに関する需要は顕著で、オフィスの標準商品として定着しています。倉庫やテーブルについては、価格面での課題があるものの、特定商品の需要は根強い傾向があります。

既存オフィスの再整備ブーム



企業が新規オフィスを持つことが難しくなっている中で、既存のオフィスを活用するニーズが増加しています。中古オフィス家具の導入は、新品に比べてコストを抑えやすく、短期間で必要な商品を調達できるため、企業の再整備や部署の再編において重要な選択肢として位置づけられています。

さらに、ABW関連商品の市場でも新たな動向が見られ、集中スペースや打ち合わせのための柔軟な什器への需要が増しています。これにより、オフィス環境の改善が進んでいると考えられます。

今後の展望



6月以降は、夏季に向けたオフィス移転やレイアウト変更に加え、部署再編の動きが活発化すると予測されています。これに伴い、中古オフィス家具市場でも需要が再び高まることが期待されています。特に、フリーアドレス化やABWへの対応といった新しい働き方を取り入れる企業の増加が、今後の市場のカギを握るでしょう。

まとめ



全体として、2026年5月度の中古オフィス家具指数は、前月比での調整局面に入ったものの、同年同月比での上昇を示しています。企業が既存オフィスをどのように活用し、必要な什器をどう調達していくかが、今後の市場動向に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。生産的な働き方を実現するために、必要な家具の見直しや追加はこれからも続くでしょう。

オフィスバスターズは引き続き、中古オフィス家具の市場動向に関するデータを発信し、企業のオフィス環境づくりをサポートしていきます。


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