西日本シティ銀行とTKCが提携し海外展開をサポート
2026年1月13日、西日本シティ銀行と株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市)は、海外ビジネスモニター(OBMonitor)に関するビジネスマッチング契約を締結しました。この取り組みは、両社の協力により国内企業の海外展開を強化し、業績管理や不正の検出を支援するものです。
OBMとは何か?
OBMは、海外に進出した日本企業が自社の財務状況を親会社が見える化するためのクラウドベースのサービスです。このシステムは、海外の子会社が現地の会計システムから切り出したデータをTKCのデータセンターにアップロードし、日本の親会社の勘定科目体系に従って会計データを表示します。さらに、会計データは自動的に日本語または英語に翻訳されるため、親会社は子会社の最新の財務状況を手軽に把握できます。
特に導入されている「内部監査支援機能」は、ミスや不正を検出するための強力なツールとなっています。このような多機能が評価され、OBMの利用企業は世界38カ国に及び、すでに1,800社を超えています。
利用企業数が増加する理由
現在、多くの企業は海外子会社の管理にさまざまな課題を抱えています。そのため、OBMはシステムの導入から運用サポートまでを日本にいながら実施できる特徴があり、特に高額なERPシステムを導入することなく、低コストで運用を実現できます。この利便性から、金融機関の取引先企業を中心に急速に導入が進んでいるのです。
西日本シティ銀行との連携
今回の契約締結により、TKCは西日本シティ銀行と共に、約980名の税理士や公認会計士からなる支援体制を整えています。これにより、取引先企業の海外展開を多方面から強力にサポートしていく予定です。貿易の厳しさが増す中、企業の海外進出を成功に導くため、今後も両社の連携を深めていく方針です。
海外ビジネスモニター(OBM)の主な特長
- - 業績の「見える化」:海外子会社の業績を日本からいつでも確認可能で、親会社のニーズに応じたデータ提供。
- - 全取引の確認:海外子会社の全取引をリアルタイムでチェックでき、親会社科目とのリンクも可能。
- - 時差を超えたアクセス:インターネット環境下であれば、どこからでも日本語または英語でデータを確認可能。
- - ミス発見のサポート:AI機能で要注意仕訳を抽出し、事前のリスク管理を可能にします。
このように、TKCと西日本シティ銀行の提携は、企業に対する新たなサポートを提供し、海外ビジネスにおける成功を実現するための重要な一歩となります。今後もこの取り組みが、多くの企業のグローバル進出を促進することを期待しています。