2025年日本酒受賞
2025-06-10 07:35:24

フランスで選出された2025年の日本酒と梅酒の受賞酒を紹介!

フランス・パリで開催された「Kura Masterコンクール2025」で、日本酒と梅酒の受賞酒が発表されました。このコンクールは、国際的な評価基準に基づいており、日本酒や梅酒の魅力を世界に広めることを目的としています。今回の審査には、約1083銘柄の日本酒がエントリーし、厳正な審査を経て金賞やプラチナ賞が選ばれました。また、梅酒部門でも73銘柄が競い合い、特に優れた作品が称えられました。

日本酒コンクールの概要


日本酒コンクールでは、全8部門に分かれて競技が行われ、ここから選ばれた金賞、プラチナ賞、そして審査員賞が決定されました。各部門には、サケスパークリング、純米大吟醸酒、純米酒、大吟醸酒、古酒、そしてクラシック酛など多様なタイプが含まれています。最優秀賞にあたる審査員賞は、特にその部門での最高の作品に与えられ、それぞれの銘柄が持つ特色を評価されています。

受賞酒の紹介


以下に、各部門の受賞酒を取り上げます:
1. サケスパークリング部門: 福岡県・喜多屋「喜多屋 スパークリング アワサケ」
2. 純米大吟醸酒(1-35%)部門: 山口県・八百新酒造「雁木 純米大吟醸 鶺鴒」
3. 純米大吟醸酒(36-50%)部門: 千葉県・飯沼本家「純米大吟醸甲子初雪」
4. 純米酒(51-65%)部門: 富山県・富美菊酒造「羽根屋 純米吟醸 富の香」
5. 純米酒(66-100%)部門: 神奈川県・吉川醸造「菊勇 辛口純米酒」
6. 大吟醸酒部門: 兵庫県・釜屋「力士 大吟醸」
7. クラシック酛部門: アメリカ合衆国・Brooklyn Kura「BYx Yamahai」
8. 古酒部門: 秋田県・天寿酒造「天寿純米吟醸平成9年醸造」

特別に設けられたアリアンス ガストロノミー賞は、魚介類と日本酒のペアリングに基づいて評価され、特に見事な相性を示した大吟醸酒が受賞しました。今年度の審査員はフランスのMOFソムリエやミシュラン星付きシェフを含む135名で、非常にハイレベルな争いが繰り広げられました。

梅酒コンクールと特別賞


梅酒部門では、73銘柄が競い、最優秀の審査員賞として宮崎県の高千穂酒造「高千穂梅酒」が選ばれました。梅酒も日本酒と同様にその質の高さが評価され、多くの人々に愛されています。

受賞式について


受賞酒の発表は、2025年9月24日(水)にフランスの大使公邸で行われる授賞式にて行われ、その中で「プレジデント賞」も発表されます。この特別なイベントには、日本酒愛好者をはじめ、業界関係者が集まります。

Kura Masterコンクールは、2017年に始まり、毎年多くの日本酒と梅酒が国際的に評価されています。地域の特産品としての日本酒の素晴らしさを再認識し、今後もさらなる発展が期待されるイベントです。


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