キャンピングカーと地方創生！第8回地方創生EXPOで体感する新たな旅の可能性

一般社団法人日本RV協会（JRVA）が提案するキャンピングカーとその利用方法が、地域活性化にどれほど寄与するのか、その魅力が「第8回地方創生EXPO」で一堂に披露されます。2025年7月2日から4日、東京ビッグサイトで開催されるこのEXPOでは、観光振興や災害対策など、地方創生に直結したテーマが多彩に扱われます。

キャンピングカーの進化と普及

JRVAが発表したデータによると、国内のキャンピングカー所有台数は増加の一途を辿り、2024年には16万5千台に達すると予測されています。この需要の高まりを受けて、キャンピングカーを利用した「くるま旅」やRVパークの存在意義もますます大きくなっています。「RVパーク」とは、快適に車中泊ができる場所として、全国各地に500カ所以上が整備されています。

このようにキャンピングカーは単なるレジャー用途に留まらず、地方の観光振興や災害時の避難所としても重要な役割を果たします。その自由な移動性は地方の観光資源を掘り起こす手助けとなり、特に宿泊施設や交通機関が整っていない地域でも、観光客が気軽に訪れることが可能になります。

地方創生におけるキャンピングカーの効果

1. 観光振興
キャンピングカーは、家族や友人とのプライベート空間を保ちながら、地方の美しい自然や文化をじっくりと体験できる最高の移動手段です。電車やバスではアクセスしにくい名所にも容易に出向け、観光客はより多様な体験が可能になります。

2. 災害対策
災害時には、瞬時に移動できるキャンピングカーが非常に役立ちます。パーソナルスペースが確保されているため、避難時のストレスも軽減されます。生活に必須な設備が整っているため、避難先でも安心して過ごせるでしょう。

3. テレワークとワーケーション
キャンピングカーは、移動手段としてだけでなく、オフィスやワーキングスペースとしても最適です。特にサブバッテリーや太陽光パネルが搭載されている車両では、電源を確保しながら自然を楽しみつつ仕事ができます。

第8回地方創生EXPOでの体験

7月4日（金）には、特別セミナー「キャンピングカーとRVパークによる観光集客・災害対策」が開催されます。このセミナーでは、キャンピングカーが地方創生にどのように貢献するかについて、実例を交えながら説明します。講師には、日本RV協会の荒木賢治会長や市長などの専門家が揃い、地域活性化の妙案を披露します。